今やってる映画もあれば、レンタルでもう観られる映画もあるので、観ていないのがあれば参考にどーぞ。
しっかし、このブログに書くの1年ぶりだな。
1位 『桐島、部活やめるってよ』
高校という高校生自身にとっては全世界と同義な場所を舞台に、桐島が部活をやめたことにより微妙にズレだしていく日常。
当時どういった立場にあった人であっても高校時代をえぐられるような映画。
観た人が何を思うか知りたい。今年のナンバーワンです。
2位 『ミッドナイト・イン・パリ』
ウディ・アレン監督作。
戦間期のパリにタイムスリップした売れっ子脚本家。
史上最も素晴らしい時代だと思っていた、その時代の人もそのまた過去に憧れてて…
軽いタッチのコメディの中に、はっと気づきがあるいい映画。
3位 『小悪魔はなぜモテる?!』
今年、タイトルで損してる映画ナンバーワンはこの映画ですね。
真面目な女子高生がひょんなことからヤリマンの噂を立てられ、彼女自身もヤリマンを演じるようになるんですが、逆に多くの人を救っていき…。タイトルに似合わずかなり深いところまで行ってます。
80年代ティーンズ映画へのリスペクトも素敵でした。
エマ・ストーン超かわいい。
4位 『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』
タイトルからして完全にデジャブを感じるところですが、まさに女版ハングオーバーです。
ウ◯コをあんなところで…。
5位 『ダークナイト・ライジング』
今年最大の問題作と言えば、コレでしょうね。
シリーズ前作「ダークナイト」が神がかっていたし、監督クリストファー・ノーランの前作が「インセプション」ですから、期待せずにはいられなかった映画です。
結果は、ご存知のとおり賛否両論。致命的なツッコミどころが多々あり、傷だらけな映画なのは確かです。
ただ、それを感じさせないくらいの力技でねじ伏せられた感じですね。
いや、めっちゃ面白いですよコレ。
6位 『アルゴ』
ベン・アフレック監督作。
ベン・アフレックと言えば、「アルマゲドン」とか「パールハーバー」で頭悪そうな役ばっかりやってましたが、いつの間にか監督になっていました。
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」「ザ・タウン」と2作続けでかなりの傑作で、今作もサービスサービスで、実話ベースの社会派ドラマながら一級のエンタメにしております。
ベン・アフレック監督作は外れませんわ。
7位 『007 スカイフォール』
007最新作。ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド3作目です。
今回は、とにかく画が綺麗。中国のシーンなんかもはやアート映画でした。
ただ、スコットランドへ行って以降の後半のスケールダウン感は残念でしたね…。
ちなみに今回のボンドガールは78歳です。
8位 『ドライヴ』
おそらく今年の映画で今後最もカルト的な人気を得そうなのがこの映画です。
グリーンとピンクの色調。静と動。暴力描写。
グロが嫌じゃない人には是非おすすめ。
9位 『ヤング≒アダルト』
「JUNO/ジュノ」の脚本家が自分をモデルに書いたという今作。
近くにいたら絶対嫌だろう超タカビー女。この映画のキモは、主人公がまったく成長しないこと。
逆キューティ・ブロンドです。
10位 『苦役列車』
直木賞受賞作の映画化。
原作も読みましたが、原作に比べるとだいぶポップにした印象です。そもそも前田敦子の役なんて存在しませんしね。
興行的にだいぶ苦戦して、まさに苦役列車なんて言われておりました。
マキタスポーツがいい感じです。
次点 『おおかみこどもの雨と雪』
前作サマーウォーズ同様、何気ない仕草とか景色がアニメーションによって可視化される快感が確かにありました。
結末については、なんとも言えませんね。
※今年のウーンな映画たち
『アーティスト』
今年のアカデミー作品賞受賞作。その他主要な映画賞を総ナメにしました。
ただ、サイレント映画という企画ありきでやってる気がしてならず、ストーリー的なツメが甘すぎだった気がしますね。いやいや、サイレントだから評価されてるんでしょ?という感じ。
企画モノはソフト・オン・デマンドに任せておきましょうぜ。
『アメイジング・スパイダーマン』
自分の人生ベストワン級の「(500)日のサマー」の監督マーク・ウェブが撮ったスパイダーマンのリブート版。
スパイダーマンの本質を青春ドラマと位置づけ、「(500)日のサマー」のエッセンスを入れようとしたんだとは思うんですが、うまく噛み合わなかった模様です。
しかし、前のシリーズでもピーター・パーカー(スパイダーマン)が何考えてるか分かんなかったし、そもそも自分はスパイダーマンに合わないのかもです。
『TIME/タイム』
映画館で観た映画で史上最悪かも知れません。
回収されない伏線。不可解な設定。投げやりなエンディング。
予告を観たときは、こんなはずではなかったのに…。
この予告に騙されてはいけません。
今年も結構な映画を観てきましたが、ほとんどがアメリカ映画でした。
去年に比べて、ミニシアター系にあんまりいけなかったのでメジャー作が中心になってしまいましたが、桐島っていう大当たりがあったわけですし、今年も当たり年でしたね。
参考:2011年俺が選んだ映画ベストテン
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